今期のドラマで一番楽しみにしているのが、『ナオミとカナコ』です。
ＤＶ夫に虐げられた平凡な主婦が、親友と共謀して夫を殺して自由を手に入れようとするお話。
同名の小説が原作ですが、こちらは未読。
昨日、ついに夫を殺して山梨県の山中に埋めてしまった。
推理小説ファンとしては、二人の行動にはつっこみどころがいっぱい。
（もちろん平凡な二人の女がする犯罪なんだからドラマ的にはこれで正解なのは重々承知）
以下に、私がこのドラマの設定で完全犯罪をするとしたらやってはいけない部分を箇条書きにします。
１．下見に知り合いの車を借りる。ここはレンタカーで良いんじゃないの？
もちろん、借りたという証拠は残るけど、正々堂々と借りた方が疑われなさそう。
２．ナビを使う。ナビは履歴が残るし、ものによっては走ったルートも残る事があるから、死体を埋める場所に行くなら使わない方が無難。でもナビが無ければ不便。だったらポータブルナビを買いましょう！２万円位で売ってます。全てが終わったら潔く捨ててしまおう！人生が掛かっているんだから、この位の予算をケチってはダメ。
３．パジャマを着せたまま死体を埋める。あんな高級パジャマ、見つかったら足が付く事間違い無し。脱がせるのが大変だったら、はさみで切れば良いんですよ。救急医療の応用です。袖や足の部分をはさみでジョキジョキ切って、平らな布にして、引き抜けば力は要りません。
４．車をそのままマンションの車庫に停める。どんなに疲れていても、車はコイン洗車とかでキレイに洗いましょう。出来れば、車の下やタイヤも洗いたい所。傷ついたホイールは早めに交換が必要。
５．何の変装もしないで協力者と会う。どこに人目があるかも判らない。もちろん見られていても夫に見えるから良いけど、空港や銀行の近くの防犯カメラに写るのは、共犯と思われるからダメでしょう。もちろん横領による失踪だから、ＡＴＭ以外の防犯カメラを調べる事はしないと思うし、しばらくすれば映像は消えるから、初期の段階で疑われなければ大丈夫かも。
６．おろした金額が少ない。海外に逃亡するのに２００万円だけって少なすぎるでしょ？奥さんの口座から別の口座に移すとか、ＡＴＭで何度も操作するとか、どうせ、客の口座から盗んだお金なんて、銀行側が補填してくれる筈だから、パーーッと使っちゃわなきゃ(笑)
７．スマホで何度も連絡を取る。LINEはいいです。後でアカウントごと消せば良いんだし、でも携帯は通話履歴が残るでしょ。ここもお金を惜しまず、プリペイド携帯を二台用意しないとダメですね。
とりあえず、思いついたのはこんな所かな？
完全犯罪、考えるだけなら面白いですよね。
『ナオミとカナコ』この犯罪が暴かれるのか、見事逃げおおせるのか、原作を読まずに次週も楽しみにしたいと思います。
TOP