空き家に保育士を住ませるって何?

都知事選、盛り上がってきました。テレビを観ていたら、小池百合子さんが自身の政策の一環として、空き家問題を取り上げ、この空き家に保育士を住まわせる事によって待遇改善を図るという問題のダブル解決法みたいな話をしていた。

空き家問題がわかっていない人にとっては、すごい良いアイデアに感じられるかも知れない。

でも、私のように近所に何件も空き家がある地域に住んでいると、「この人何バカな事言ってるの?」という感想しか持たない。なぜならば、空き家って昨日今日空き家になった家じゃないよ?何年も放置されている家に、人が住めると思うの?ネズミやらハクビシンの巣になってる所に、「はいここ空いてますから住んで良いですよ」なんて言われても迷惑でしょ。

そもそも空き家問題っていうのは、相続やら家の片付けやらいろんな問題があって放置されているもの。小池さんは、空き家って空っぽの家だと思ってるのかな?中にはびっしり家財道具が詰まってるんだよ。それを持ち主の許可を得て、片付けて、掃除して、畳替えして、幾ら掛かると思ってるんだよ。

無責任に人の耳に易しい事を言っておけば選挙に当選するって思ってるわけ?それとも、本当に無知で心から良いアイデアだと思っていってるのかな?どちらにしても、こんな絵空事をもっともらしく言う人には投票したくないよ。

おすすめ記事

  • Pocket
  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントを残す




Menu

HOME

TOP