私が大好きな中国ドラマ(時代劇限定)のお勧めを紹介しちゃいます。
私の趣味、綺麗な人が好き、でも恋愛物はあんまり、スケールの大きい話が好きという偏った好みにそったお勧めですので、ご了承ください
私が中国の歴史ドラマが好きな理由
- 中国四千年の歴史というだけあって、扱われる時代が様々
- 出演者が容姿端麗。いろんなタイプの美形が堪能出来る(男女問わず)
- 衣装のデザインも多彩(時代に沿った様々なお衣装がが堪能出来る)
- セットが凄い。本物そっくりに建てた紫禁城とか建物が凄い
- 景色が綺麗。野外ロケの場面では風光明媚な風景が楽しめる
ということで早速紹介していきます。今回は男性主人公篇です(順不同)
「琅琊榜(ろうやぼう)~麒麟の才子、風雲起こす~」
上で中国4千年の歴史が~!!とか言っておいていきなり架空の時代のお話です。架空の時代だけれど、ファンタジーではなく中国に実際あったっぽいような国の設定。
主要人物の7割が男性という感じの男中心のドラマ。復讐物でもあるけれど、策士である主人公梅長蘇が虐げられている皇子を皇帝にのし上げるために権謀術数の限りを尽くすドラマです。

梅長蘇を演じるフー・ゴーの静かな佇まいも魅力ですが、私が好きなのは曲がった事が大嫌いで融通が利かない第7皇子・靖王(ワン・カイ)と 凄腕の達人で禁軍のトップでありながらお笑い担当の蒙摯(もうし)
(チェン・ロン)です。
人気作でほとんどの動画サービスで配信されているので、観るのは簡単なので是非みてください。
BL妄想中にもお勧めw
ホントに面白くて、私は全54話を通しで2回観ましたが、数年後にはもう一回観られそうw
「三国志 Secret of Three Kingdoms」
三国志と言えばゲームにもなっている誰でも一度は聞いたことがある中国の有名な歴史書。それを元にした小説「三国志演義」が多くの人が知っている三国志。
その中に出てくる超絶目立たないキャラクター、後漢の最後の皇帝・献帝(とすり替わった双子の弟)が主人公。
ストーリーは献帝(劉協)が病で亡くなり、出自を知らされずに成長した劉協の双子の弟楊平(演じるのはマー・ティエンユー(馬天宇)めちゃ可愛いw)が突如身代わりとして皇帝に立たせられる。なんとか漢王朝を存続させたいと望む、皇后・伏寿と前皇帝・劉弁の妃・唐瑛に翻弄されていくお話。

幼なじみで親友の司馬懿とのやりとりも良いんだけど、私の一番の推しは献帝の皇后・伏寿。このドラマで演じているレジーナ・ワン(万茜)のファンになってしまいました。策士として劉平を支える様がなんとも言えず良い。しっかりものの姉と頼りないけど頑張る弟といった関係がしだいに惹かれ合うようになるのも自然で良い。
もう一人のお気に入りが、サニー・ワン(王陽明)演じる曹操の軍師・郭嘉やる気が無い感じが凄く良いw(中の人はお金持ちの御曹司らしい。然もありなん)。それからもう一人、性格が屈折しまくっている曹操の息子・曹丕( タン・ジェンツー(檀健次))もいろいろと好みで可愛い。
ストーリーですが、実は途中でもの凄く中だるみする箇所があり(妹はそこで挫折)忍耐と寛容が必要になる(どんなドラマだ)んですが、まあ飛ばすなりなんなり対処して最後まで観てみてください。中だるみ箇所を乗り越えればどんどん面白くなります。
「開封府(かいほうふ)~北宋を包む青い天~」
北宋の三代皇帝・真宗の時代に実在した、包拯という官吏の物語。私は知らなかったんですが、東アジア圏では有名で、清廉潔白で公正無私な人物として尊敬されているそうです。

「琅琊榜」で主人公側のライバル誉王を演じていたビクター・ホァンが、本気なのかギャグなのか上手いのか下手なのか判らない独特なキャラ造成で主人公の包拯を演じています(←おい!)
役人の立場で、どんな困難があろうと正義を遂行し、事件の真相を解き明かしていく、ジャンルで言うと刑事ドラマと法廷ドラマを足して2で割ったようなストーリー。
見始めるととにかく主人公に一回引くと思いますが(どんな勧め方)、我慢して観てください。とても面白いドラマです。
「海上牧雲記 〜3つの予言と王朝の謎」
九州という架空の世界を舞台にした中華ファンタジー。
中国版「ゲーム・オブ・スローンズ」とも呼ばれている、総製作費約50億円と言われる大作です。
この作品、とにかく世界観というか美学が凄い。全編に渡って隙がない、妥協が無い、美学を貫いています。制作陣のこだわりを感じるドラマ(注:除く最終回w)

主人公が三人いるので、そのターン毎に物語のカラーが変わるのも、「ゲーム・オブ・スローンズ」に似てるかな。草原の民・碩風(せきふう)部族の族長の息子・和葉、皇帝の第6皇子・牧雲笙(ぼくうん・しょう)、代々軍隊を統べる穆如家の三男・穆如寒江の三人が主人公なんですが、私が好きなのは牧雲笙のターン。一番ファンタジー的展開。
このドラマ、原作は元は2001年に中国の幻想小説家7人が共同で作り上げた九州という世界を舞台にした連作のうちの1作。 1冊で完結している小説なんですが、ドラマ全75話で丁度半分くらいです。よくぞここまで膨らませたなという感じ。
半分ということでお気づきですね。最終回はTo Be Continuedです。しかも、ここで終わり??っていうラスト。なので最終回は無かったことにして、74話で話が終わったと思って観るのがお勧め。
私の推しは、牧雲徳。皇帝の兄の息子だけれど宛州商会会長というバリバリの商売人。演じるのはジャン・シャオチェン(張暁晨)綺麗なお顔とクールな佇まいが魅力。
「三国志 Secret of Three Kingdoms」の私の推し、レジーナ・ワンも出てきます。最初なんだこいつって思うんですが、後半どんどん好みのキャラに変わっていきます。
「大唐見聞録 皇国への使者」
タイムトラベルものです。
主人公は陵墓の発掘調査中に唐の時代へタイムスリップしてしまいます。時の皇帝は有名な李世民。中国ドラマおたく的には、え?こいつが李世民??っていうのが第一話の感想(妹も同意見)。
主人公は先祖の名前である雲燁(ウン・ヨウ)を名乗り、現代の知識を使って朝廷の中でのし上がっていきます。

実は推しが一人もいないドラマなんですが、よく最後まで観たな<自分。
まあ、現代の知識を使うあたり突っ込み処も多いんですが、気軽に楽しめるストーリーです。とはいえ途中意外なキャラクターが闇落ちしたり、黒幕がなかなかしぶとかったり見応えはあります。中国ドラマ初心者向けかな。